記念コイン(硬貨)や記念紙幣、つまり「記念貨幣」は、世界各国で国家的な出来事を記念して発行されるものです。最初に記念貨幣を発行したのはローマ帝国で、戦勝記念として発行され、征服した国にその権威を誇示しました。多くの場合、皇帝や国王の肖像が刻まれ、君主が新しく即位すると記念として発行されるようになりました。コインの材質には金や銀をはじめとした高価な貴金属が使用され、現在ではデザインが非常に細かく精緻なものが多く見られます。
本展では、個人コレクターが収集したコインの中から、それぞれの国を象徴するような文化遺産や動植物などがあしらわれたコインを紹介します。世界中を旅するように、小さなコインに表された意匠をお楽しみください。
- 会期
- 6月1日(火)~8月29日(日)
- 休館日
- 月曜日(ただし8月9日は開館)、8月10日(火)
- 時間
- 午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
- 会場
- 一宮市博物館 2階 特集展示コーナー
- 観覧料
- 6月5日から7月4日までは企画展開催中のため、一般500円、高・大生250円、中学生以下無料。ほかは、常設展料金 一般300円、高・大生150円、中学生以下無料。
ポルトガル
探検黄金時代記念コイン
オーストリア
モーツァルト追悼200年コイン