彫刻家・三枝惣太郎(1911~2006)は、香川県小豆島に生まれ、1935年に東京美術学校彫刻科を卒業した後は、三重県四日市市立商工学校窯業科教諭を務めるかたわら、日展や新構造社展などで活躍、1970年からは名古屋芸術大学助教授・同教授を歴任しました。1982年頃に一宮に居を移したこともあり、一宮市美術展の審査員を務めるなど、一宮市の芸術振興において指導的役割を果たしました。
三枝惣太郎は、あくまで彫刻が本職で、絵画は趣味と自認していましたが、古くから新構造社絵画部門に所属し、多数残された絵画には彫刻家らしい高い構成力を見て取ることができます。この展示では、2007年にご遺族から寄贈された作品の中から、彫刻の小品と油彩画などを展示します。
- 会期
- 令和3年8月31日(火)~10月17日(日)
※1階の展示は10月10日(日)で終了 - 開館時間
- 午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
- 休館日
- 月曜日(ただし9月20日(月・祝)は開館)、9月21日(火)、9月24日(金)
- 会場
- 2階常設展示室2-3、北側回廊、1階ギャラリー、小展示室
- 観覧料
- ●8月31日~10月15日 常設観覧料
一般300円(240円)、高校・大学生150円(120円)、中学生以下無料
●10月16日・17日 特別観覧料(企画展「妙興寺文書の世界」を含む)
一般600円(480円)、高校・大学生300円(240円)、中学生以下無料
※( )内は20人以上の団体。
※市内在住の満65歳以上で、住所・年齢の確認できる公的機関発行の証明書等を提示された方は無料。
※身体障害者手帳・戦傷病者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳(ミライロID可)を持参の方(付添人1人を含む)は無料。 - 資料
- ポスター(PDF)
出品目録(PDF)
主な展示作品
越前海岸にて 1972年
越前海岸 1976年
雪山(福光) 1975年
山里
作品集・関連グッズの販売
三枝惣太郎作品集
頒価:2,500円(税込)
縄文の壺 原型:三枝惣太郎
頒価:2,500円(税込)
細頸壺 原型:三枝惣太郎
頒価:2,500円(税込)