毛織物の産地として知られる一宮市ですが、幕末の開港以降、様々な種類の織物が織り出されました。現在の木曽川町などでは明治時代初頭から染め分けた糸と地糸で布地に模様を織り出す絣(かすり)織物が広がり、群立した工場などでは綿や絹、絹綿交織(けんめんこうしょく)の絣が生産されました。
今回の展示では、絣工場を経営し後に毛織業へ転換した旧家の資料などを出品し、この地域で発展した織物業史の一端を紹介します。
展覧会情報
- 会期
- 令和6年1月5日(金)~2月25日(日)
- 休館日
- 月曜日(ただし1月8日、2月12日は開館)、1月9日(火)、2月13日(火)
- 会場
- 一宮市博物館 2階 特集展示コーナー
- 観覧料
- 大人300円(240円)、高大生150円(120円)、中学生以下無料。
★ただし2月24日(土)・2月25日(日)は、企画展料金の大人500円(400円)、高大生250円(200円)、中学生以下無料。
※( )内は20人以上の団体料金。。 - 展示資料
- 絣の生地、文書、図面、写真パネルなど約50点を展示予定。
- 資料
- チラシPDF