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一宮市博物館では、2023年8月に中世陶磁の研究者で静岡大学名誉教授の柴垣勇夫氏から鈴木八郎作《灰釉呉須流壺》をご寄贈いただきました。鈴木八郎(1945~2005)は、東春日井郡瀬戸町上ノ切(現・瀬戸市上ノ切町)に生まれ、陶芸の道を志しました。1944年には、森林株式会社(現モリリン、一宮市)の重役、森傳吉に請われて満州に渡り、満州陶磁器株式会社で作陶を指導したこともあります。1974年に中世の穴窯の再現を目指して豊田市田籾町に穴窯を築窯、2003年には瀬戸市無形文化財「陶芸 灰釉技法」保持者に認定されています。
今回の展示では、新収蔵作品に加え、故佐々木敏郎氏から寄贈された陶磁器コレクションや故鈴木八郎氏から寄贈された自筆の淡彩画などを展示し、その芸術世界をご紹介します。
- 展覧会名称
- 特集展示「瀬戸の陶工 鈴木八郎」
- 会期
- 2024年7月2日(火)~9月29日(日)
- 休館日
- 月曜日(7月15日・8月12日・9月16日・9月23日は開館)、7月16日(火)、8月13日(火)、9月17日(火)、9月24日(火)
- 開館時間
- 午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
- 会場
- 一宮市博物館 2階 常設展示室2-3
- 観覧料(常設展を含む)
- (1) 7月13日~8月18日 特別観覧料(企画展「戦時下の一宮」を含む)
一般500円(400円)、高校・大学生250円(200円)、中学生以下無料
(2) 7月2日~12日、8月20日~9月29日 常設観覧料
一般300円(240円)、高校・大学生150円(120円)、中学生以下無料
・( )内は20人以下の団体料金。
・一宮市内在住の満65歳以上で、住所・年齢の確認できる公的機関発行の証明書等を提示された方は無料。
・身体障害者手帳・戦傷病者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳を持参の方(付添人1人を含む)は無料。 - 主催
- 一宮市博物館
- 資料
- 展覧会ポスター(PDF)